ニチユル!アラフォー女の日刊ゆるゆるダイエット

1年間ウォーキングを続けたら15キロやせたので今度は走ろうと思っています。目指せ-20キロ!

食べ過ぎの習慣を絶つには|意思の弱いあなたにおすすめです

ダイエット本ではないけど、ダイエットの考え方にも役立つところがたくさんある本を見付けたのでご紹介したいと思います。「やめる習慣」という本です。

 

もともとはついだらだらとインターネットを見てしまう習慣を変えたいと思ってこの本を買いました。

人の生き方って、習慣でできているといってもおかしくないくらい、習慣というものは大切だと思います。

ダイエットで大事なのを食生活ですが、この食生活というのも言ってみれば習慣ですよね。

ついついコンビニでお菓子を買ってしまう、嫌なことを忘れたくてついドカ食いしてしまう……、ダイエットが成功しないのは、大抵そんな習慣を断ち切ることができないからですよね。

痩せたいと思っているのに、目の前の誘惑に負けてしまう。私はなんて意思の弱い人間なんだ! そう思っている方にはぜひ読んでいただきたい本です。

 

人間の脳は変化を拒絶するようにできている

 

食べ過ぎの習慣を変えたいと思っているのに、なかなか行動に移せなかったり、三日坊主で挫折してしまうのは、私たちの意思が弱いからではありません。

ダイエットをしてもしなくても、死にゃしないということを脳はちゃんと知っています。

もし今の習慣を変えてしまうことで自分の身に危険が及ぶのでないか。そう無意識に脳は考えています。

そのため習慣化している行動は心地よく感じ、脳は私たちの習慣を変化しにくいようにしているのです。

一度習慣となった行動を変えることってとても大変なんですね。

悪い習慣をよい習慣に変えるには、相当な強い意志が必要になってくるように思いますが、脳の仕組みをうまく利用して、悪い習慣を断ち切る方法がこの本には書かれてあります。

気合いでどうにかしなくても、プロセスどおりに対策を立てればいいというわけです。

 

こころの筋力を付ける

 

悪い習慣をやめるためのステップとして「心の筋力を付ける」ということが紹介されています。

こういう考え方って目から鱗でした。

悪い習慣が積み重なると、ずるずると悪い習慣を呼び込むんだそうです。

まずは朝一番に、簡単にできる「良い習慣」をやると、自然によい習慣が身につきやすくなるんだそうです。

私は朝の5時からジョギングをしているようにしていますが、早起きができなくて走る時間がなかったりすると、なんとなく気持ちがだらけて、その日一日中だらだらと過ごしがちになってしまいます。

逆に気持ちよく早起きしてジョギングができた日は、せっかく消費したカロリーがもったいないと思えてきて、おやつを食べるのを我慢しようとか思えてきます。

「よい習慣」を増やしていけば、誘惑や欲望に打ち勝つ強い心「心の筋力」が付くというわけですね。

心の筋力を付けることは、気分もいいし、実践もしやすいことですね。

 

センターピンとボトルネックを意識する

 

悪い習慣を断ち切るためには重要になる行動と、回避しなければならない行動があるんだそうです。

『やめる習慣』の中では、重要になる行動を「センターピン」回避しなければならない行動を「ボトルネック」としています。

例えば、私がダイエットをする上で「センターピン」となることは、ランニングをする時間を確保するために早起きをすること。

「ボトルネック」は昼食後にお菓子を食べてしまうこと、夜にお酒を飲むと暴食気味になってしまうことです。

自分自身の「センターピン」と「ボトルネック」を意識しながら生活することで、悪い習慣にずるずると引きずられにくくなります。

 

スイッチングで心の隙間を解消

 

ダイエットをする上で重要なのは、「ボトルネック」をいかに回避するかということです。

ボトルネックを回避するには、どうして悪い習慣に結び付く行動をしてしまうのか? ということをきちんと分析することが重要です。

ついつい食べ過ぎてしまうときって、嫌なことがあったり、寂しかったりというような心の隙間があると思うんですよ。

私の場合、お昼にお菓子を食べてしまうのは、午後からの仕事が面倒臭いなあー、やりたくないなーという思いから、お菓子で気を紛らわせようとしているからです。

夜に酒を飲むと暴食気味になるのは、一日の仕事が終わってほっとすると、何となくお酒に手が伸びてしまい、酔っ払うことで暴食リミッターが解除されるからです。

このように、悪い習慣の裏側にある原因を分析して、ほかの行動に置き換えることができないか? と考えるのが「スイッチング」です。

私の場合だと、お菓子の変わりにノンカロリーの飴をなめたり、午後一番の仕事になるべく楽しいものを持ってくるとよさそうです。

夜のお酒はたまには飲んでもいいんだろうけど、頻繁には飲まない。飲まない日は編み物などの別の没頭できる趣味に打ち込むことなんかがよさそうですね。(早速今日から取り入れてみよう)

 

こうやって考えていくと、気合いで頑張らなくても、食べ過ぎの習慣化を断ち切ってダイエットを成功させられるような気がしてきませんか。

食べ過ぎのような身体行動の習慣を変えるには3カ月程度の時間が必要なんだそうです。

ある日突然ぱっと変わることは難しいかもしれないけど、できることからこつこつ良い習慣を積み重ねていけば、きっとダイエットも成功するはず。ゆるゆると頑張っていきませんか。